ミャクーン!(デジタルスタンプラリー)

(サービス事業者名)

  • SBIホールディングス株式会社
img

本サービスは、データ利活用の取り組みに参加するサービスとして、データの取扱いに対する透明性を高めるために、VPIAを実施しています。
本サイトでは、サービス事業者が、サービス利用時のメリットやプライバシーへの配慮などを自ら評価したVPIA報告書の一部に加えて、第三者によるVPIA報告書のアセスメント結果を合わせて公開しています。
本サービス利用にあたっての参考情報として、ご確認ください。
※なお、VPIAについて詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。

VPIA報告書は、提供するサービスの価値やデータの取扱い、想定されるリスクへの対策などについて、サービス事業者が自ら評価を行った結果をまとめたものです。以下はその報告書の一部の抜粋となります。

1. サービスの価値

(1)サービス概要

本サービスは、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が主催するデジタルスタンプラリーに参加する来場者向けのサービスです。来場者は、EXPO2025デジタルウォレットアプリを利用し、万博会場(夢洲)のパビリオンに設置されているスタンプ台にあるQRコードを読み取ることで、NFTスタンプ(ミャクーン!)を獲得することができます。
また、バーチャル会場では、バーチャル万博内のパビリオンの訪問履歴に応じて、NFTスタンプ(ミャクーン!)を獲得することができます。

※EXPO2025デジタルウォレット:大阪・関西万博でのキャッシュレス推進の理解促進や万博開催前からの盛り上げ、万博のテーマである「デジタル」「未来への行動」を理解いただき、万博に参加いただくことを目的としたアプリサービス

提供機能

訪問履歴を取得できるパビリオンの一覧ページ

獲得条件を満たしたユーザーに該当のパビリオン画像のNFTスタンプ(ミャクーン!)を付与する

(2)サービスのメリット

ユーザ個人に提供できるメリット
NFT画像の獲得体験スタンプラリーの報酬として、NFTスタンプ(ミャクーン!)を付与することで、ユーザーは希少性の高いNFTの獲得を体験することができる。
インクルーシブ(いつでも・どこでも万博を体験できる機会の提供)万博会場に行かなくても、バーチャル会場内のパビリオン訪問履歴によってスタンプを獲得することができる。
社会に提供できるメリット
NFTに対する認知度の向上万博を通じてNFTの獲得や作成を体験することで、社会におけるNFTの認知度の向上に貢献する。
ミャクーン!というNFTサービスを体験することで、ブロックチェーン関連技術やデジタルアートに対する心理的ハードルが下がり、これによって、新しい技術への理解が深まる。

2.データの取扱い

(取得データと利用目的)

取得データ

 ⚫︎ : 万博IDデータ連携により取得するデータ  : ユーザから直接取得するデータ

 ⚫︎ : 万博IDデータ連携により取得するデータ
  : ユーザから直接取得するデータ

  • デジタルウォレットID、万博ID登録情報(ユーザ識別ID(ユーザを一意に識別するための内部ID))
  • データ連携の同意有無 
  • ユーザ毎ルームorルームパターン別訪問回数(ユーザー毎のバーチャル会場の各パビリオンへの訪問履歴) ⚫︎
利用目的
  • 訪問履歴のあるユーザーにNFTスタンプ(ミャクーン!)を付与するため

3.主なリスク対策

_対策詳細
1NFTスタンプ(ミャクーン!
獲得条件の掲載
NFTスタンプ(ミャクーン!)獲得判定時に、ユーザーが獲得条件を達成していない場合は、獲得失敗を知らせるページに画面遷移して、獲得できない旨を案内します。また、同一ページ内に、NFTスタンプ(ミャクーン!)を獲得するための条件を掲載します。

第三者となるVPIAコミュニティのメンバーが、それぞれの視点で、サービスの価値やプライバシーへの配慮などがユーザに理解できるように分かりやすく説明されているかについて、VPIA報告書のアセスメントを行っています。
※VPIAコミュニティについて、詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。

(50音順・敬称略)

奥原 早苗

所属:

  • (公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS) 
    消費生活研究所所長
  • (一財)日本情報経済社会推進協会 
    認定個人情報保護団体事務局長

視点:消費者

スタンプラリーサービスは、提供するサービスの内容も分かりやすく、来場の楽しみが向上するものとして、来場者のメリットにつながる。また、来場時に集めることができる対象パビリオンのスタンプ台を訪れる楽しみの他、来場できない人にもバーチャル会場内のパビリオンを訪問することでスタンプが獲得できるため、「いつでも、どこでも」の文字通り、より多くの人に万博を楽しんでもらえる取組みとして評価できる。

続きを見る

本サービスが提供するサービスや機能の概要が理解できる内容になっているか?

本サービスを通じて達成したいこと(メリット)が理解できる内容になっているか?

本サービスにおけるデータの取扱いの全体像が理解できる内容になっているか?

取得するデータ項目や利用目的が理解できる内容になっているか?

サービスの利用に際して、ユーザ視点で想定されるリスクが理解できる内容になっているか?

想定リスクに対する対策が理解できる内容になっているか?

カテライ アメリア

所属:

  • 大阪大学社会技術共創研究センター 
    特任助教

視点:社会・倫理

博覧会協会が主催するデジタルスタンプラリーと連携されたサービスとして展開されており、プライバシーに関する配慮についてはデジタルスタンプラリーの各評価も参照されることを推奨したい。

続きを見る

本サービスが提供するサービスや機能の概要が理解できる内容になっているか?

本サービスを通じて達成したいこと(メリット)が理解できる内容になっているか?

本サービスにおけるデータの取扱いの全体像が理解できる内容になっているか?

取得するデータ項目や利用目的が理解できる内容になっているか?

サービスの利用に際して、ユーザ視点で想定されるリスクが理解できる内容になっているか?

想定リスクに対する対策が理解できる内容になっているか?

佐久間 洋司

所属:

  • 世界経済フォーラム 
    グローバルシェイパーズコミュニティ
    大阪ハブ インパクトオフィサー
  • 大阪大学社会ソリューション 
    イニシアティブ 特任研究員

視点:若者

まず、協会が公式に提供するデジタルスタンプラリーについてよく理解できました。NFTの仕組みや性質自体に理解がない場合もあり得るかと思いましたが、簡単な記念として楽しんでいただけることは間違いないと感じました。協会が主催するデジタルスタンプラリーを支えるサービスとして、サイトの想定リスクについての検討と対策の検討が記載されておりましたが、記載されている範囲において安心して使えるようによく検討されていることがわかりました。

続きを見る

本サービスが提供するサービスや機能の概要が理解できる内容になっているか?

本サービスを通じて達成したいこと(メリット)が理解できる内容になっているか?

本サービスにおけるデータの取扱いの全体像が理解できる内容になっているか?

取得するデータ項目や利用目的が理解できる内容になっているか?

サービスの利用に際して、ユーザ視点で想定されるリスクが理解できる内容になっているか?

想定リスクに対する対策が理解できる内容になっているか?

角田 弥央

所属:

  • 世界経済フォーラム 
    グローバルシェイパーズコミュニティ
    大阪ハブ
  • 株式会社Darajapan 代表取締役

視点:国際

本サービスは、データの取得元や利用目的、想定リスクについて明確に整理されており、ユーザー視点でも全体像が十分に理解できる内容となっています。より良いサービスの提供に向けて、ユーザー視点での対策の詳細な検討や調整がなされ、対策が更に明確になることを期待しています。

続きを見る

本サービスが提供するサービスや機能の概要が理解できる内容になっているか?

本サービスを通じて達成したいこと(メリット)が理解できる内容になっているか?

本サービスにおけるデータの取扱いの全体像が理解できる内容になっているか?

取得するデータ項目や利用目的が理解できる内容になっているか?

サービスの利用に際して、ユーザ視点で想定されるリスクが理解できる内容になっているか?

想定リスクに対する対策が理解できる内容になっているか?

信朝 裕行

所属:

  • 東京大学情報学環 特任研究員

視点:データ連携

スタンプラリーというサービスは、参加者の自主的な回遊を促すために効果的な手法と考えられ、サービスの内容については十分に理解できる。さらにインセンティブとしてNFTを提供するという観点についても先進的な取り組みと考える。一方で、一般的なユーザーリテラシーに照らして、提供するNFTの魅力についてさらに分かりやすく説明していただけるようご検討いただきたい。また、データの取り扱い方法に鑑み、プライバシーリスクについては極小と考えられる。

続きを見る

本サービスが提供するサービスや機能の概要が理解できる内容になっているか?

本サービスを通じて達成したいこと(メリット)が理解できる内容になっているか?

本サービスにおけるデータの取扱いの全体像が理解できる内容になっているか?

取得するデータ項目や利用目的が理解できる内容になっているか?

サービスの利用に際して、ユーザ視点で想定されるリスクが理解できる内容になっているか?

想定リスクに対する対策が理解できる内容になっているか?

ご意見・ご感想

本ページの掲載内容に関するご意見・ご感想を受け付けております。
なお、ご意見・ご感想は、今後の業務の参考にさせて頂きますが、回答はいたしませんので、ご了承ください。
(コメント入力の際に、個人情報を入力しないでください。)

コメントする